手相は、基本として
「上に上がる」=「吉相」
「下に下がる」=「凶相」と
考える傾向にあります。
「凶相」というとすごく悪い印象ですが
すぐに悪いことが起きるということでは
ありません。
頭脳線(知能線)のように
傾斜して下がることが当たり前の線
以外は
なるべく「上に上がる」のが理想です。
しかし、感情線だけは
例外です。
〇 感情線が下がる
感情線が「下がる」
という表現の場合
「感情線自体」が下がった位置にある場合と
「感情線の先端」が下がる場合があります。
まず、
「感情線自体」が下がった位置にあるのは
先端の向きはほぼ上向きになるので
これは関係ありません。
感情線自体が下がっている状態は
また別の機会にお伝えします。
〇 感情線の先端が下がる
感情線の先端は
「表情豊か」とお伝えしています。
その中でも前回
「分岐」「二股」を
思い出して頂くと
「先端が下がっている」状態であると
気がつくのではないでしょうか。
参考記事:感情線枝分かれ
このように、
感情線は下がっているからといって
悪い意味とはなりません。
では、感情線の先端が1本で
下がっている場合は
どのような意味になるのでしょうか。
先端が枝分かれせずに
下がっている場合、
枝分かれや二股の時と同じで
「感受性の豊かさ」を示します。
特に「愛情」に関わる部分が発達して
良い面としては
「愛情豊かな人」。
悪い方向に出てしまうと
「愛情の押しつけ」や
「愛がないと生きられない」という
依存傾向になってしまう人もいます。
別れたいけど別れられない人などが
感情線が下がっている可能性があります。
悪いことを最後に伝えると
悪いことが頭に残りやすいですが
基本的には
「感受性豊か」で「愛情豊か」な
人が多いのです。
下がっているからと言って
悪いことはありませんので
安心してください。