手相の見方に関するサイトである
手相の大事典テソペディアや
YouTubeチャンネルでは
「良いこと」を探している方が
多いです。
フィッシュや神秘十字、金運が
人気です。
講座を開催していると、
良いことよりも
悪いことを気にして
探す方が多いです。
例えば「病気の線」の話をすると
真剣に手相を見つめています。
これはそれだけ真剣に
手相を学んでいるということです。
最初のきっかけは
「いい線」を探すことで良いのです。
学んでいくと
不都合なことまで向き合えるように
なってきます。
今回は、
生命線の島を
今までよりももう少し細かく
お話していきます。
〇 生命線と島のおさらい
生命線は
その人の人生、生き方
すべてをあらわす線です。
参考記事:生命線
島は人生における停滞や
困難、悩みを意味しています。
参考記事:島
ということは、
生命線に島がある状態は
人生における停滞や悩み
困難があることを
示しているわけです。
ここまでなら
調べれば色々とわかることです。
大切なのは
それが一体いつなのか?
という点です。
今回は大まかに知る方法を
お伝えします。
〇 困難のタイミングを予測する
手相には「流年法」という
年齢算出法が存在します。
生命線に限らず、
頭脳線、感情線、運命線にも
存在します。
流年法の正しさに関しては
2時間は語れてしますので(笑)
ここではやめておきます。
この流年法の考え方を軸に
「島」の影響が
「いつ頃」あるのか
見極める方法です。
まず、生命線は
大きく分けて
4つの時期に分けられます。
4つに分類するのは
私の特徴的な考え方です。
1つ目が「未成年期」
2つ目が「青年期」
3つ目が「中年期」
4つ目が「晩年」と
位置づけています。
ひとつずつ見ていきましょう。
〇 未成年期の島
未成年期はおおよそ
生命線の始まりから
人差し指の幅くらいまでを
指します。
この部分はあなたの
手相をご覧頂ければ
わかると思いますが、
細かい島がたくさん出ている
状態が普通です。
未成年期は人生の目標もなく
ほとんどが初体験の繰り返しで
悩みは尽きません。
学校での勉強やスポーツ
初恋などなど
悩みは限りがありません。
そのため、
この時期に島が多いのは
気にする必要がありません。
むしろ、島がないのであれば、
それは悩みの少ない
未成年期を示していると言えます。
〇 青年期
青年期は
未成年期の次のところです。
赤い線で区切っているところに
島を2つ描いてありますが
後から見たらわかりにくい図だなと
自分で思っています(^_^;)
この時期に出る島は
おおよそ18歳から30歳前後の
困難や悩みを示しています。
ということは、多くの場合
大学後の進路、就職、恋愛、
転職、結婚、など
社会人として自立していく初期の
悩みである可能性が高いです。
〇 中年期の島
中年期はおよそ
30歳過ぎ頃から
60歳前後を示します。
もちろん、年齢に関しては
目安であり、
厳密には一人一人鑑定しなければ
わかりません。
(島年代別)
中年期は一番年齢の幅が広く
人生の出来事も多い時期です。
悩みや困難も多岐にわたります。
仕事では、出世や部下の育て方、経営に関すること、
私生活では、結婚、離婚、子育て、子どもの進路や学費のこと、
不動産の購入や転居、病気、介護、などなど、とても幅広いのです。
この幅広い意味を持つ中年期を
正確に鑑定できるかどうかが
プロとしては腕の見せ所です。
手相を習い始めの方にとっては
重要な部分であるにも関わらず
自分では判断が難しい部分です。
〇 晩年の島
晩年は、生命線の最後の方を見て
判断することになります。
ここは、およそ60歳以降を
見ていく場所と考えていますが、
平均寿命の変化や、
仕事をしている年齢にも
変化が生じていますので
おそらく、年齢の見方も
変化していくことになります。
今までのものさしで説明すると
引退してからお亡くなりになるまでを
判断する場所で、
主に、健康に関わるところを見る
というのが役割になります。
ここに島があるという場合は
晩年の身体の不調と見なすことが
多いですが、
長く生きていれば
必ず問題は起きてきます。
どの程度の
身体の不調になるのかは
手相すべてから判断していく
必要性があります。
〇 まとめ
手相の「島」
生命線の「島」と表現しても
出てくる場所で
これだけの違いがあります。
本日の内容は
ザックリと分けたので、
厳密な年齢算出は
鑑定に来て頂くのが
一番良いでしょう。
しかし、目安として
自分の人生の変化を知るには
今日の内容で充分だと思います。
島があっても
「人生によくある事」として
あまり心配しすぎないで
楽しく歩んでください。